K14 クラウド基盤構築演習(コース履修)
概要
IoTやAIなどの先進分野で活用が進むクラウドコンピューティング基盤の概念と内部構造を理解し、その実現方法を習得する。
講師
中島倫明(レッドハット)
佐々木健太郎(楽天)
到達目標
以下の知識およびスキルの取得を目標とする。
- ■ オープンソースであるクラウド基盤ソフトウェアのOpenStackをベースにクラウドの仕組みや内部構造、管理の概念について習得する
- ■ クラウド基盤を理解し、IoTやAI等のシステム特性に応じた活用できる
事前学習・前提知識
- ■ ネットワーク通信、Linux系サーバーOSの基礎知識
- ■ サーバー仮想化の基礎知識
学習方法
座学 LMSにある動画を視聴
第1回 クラウド技術の概要
第2回 クラウド技術の基礎(仮想化とネットワーク)
第3回 OpenStackの概要と基本機能
第5回 内部構造の理解
第7回 複数ノード環境の構築と資源管理
演習 オンラインによるリアルタイム演習
- クラウドの基本操作とシングルノードOpenStack環境構築の演習 1コマ(関連動画:第1~3回)
- 内部構造の探索演習 1コマ(関連動画:第5回)
- マルチノードOpenStackとリソース制御の演習 1コマ(関連動画:第7回)
課題・評価
- 演習に参加することにより履修修了と認める
参考書
- 法橋和昌、他(著)、「仮想化」実装の基礎知識、リックテレコム、2015
- EMC Education Services(著)、ストレージの原則と技術、インプレス、2013
- 喜連川優(著)、ストレージ技術: クラウドとビッグデータの時代、オーム社、2015
- 中井悦司、中島倫明(著)、オープンソース・クラウド基盤 OpenStack入門、アスキー・メディアワークス、2014
- 日本OpenStackユーザ会(著)、OpenStackクラウドインテグレーション オープンソースクラウドによるサービス構築入門、翔泳社、2015
- 平山毅、中島倫明、中井悦司、他(著)、絵で見てわかるクラウドインフラとAPIの仕組み、翔泳社、2016″