お知らせ
【参加募集】2020年度スマートエスイー 修了記念シンポジウム
2020.09.04
文部科学省 平成29年度「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成 (enPiT)」enPiT-Pro
スマートエスイー: スマートシステム&サービス技術の産学連携イノベーティブ人材育成 2020年度 修了記念シンポジウムのご案内
大規模な産学連携によるAI・IoT・ビッグデータ×ビジネスの社会人教育プログラム enPiT-Pro スマートエスイーは、文部科学省の補助事業として2018年6月にスタートし、2020年9月に第3期生の修了を迎えることとなりました。その修了を記念して9月30日に成果の報告に加えて、AI・IoTに関係する先進的な取り組みをご紹介する講演と、スマートエスイー受講生によるAI・IoT・ビッグデータ・DX×ビジネス等に関する修了制作の成果発表(講演および発表)をおこなうシンポジウムを開催します。
招待講演は、独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター センター長 片岡晃氏から「DX 時代に組込み/IoT 分野で求められること」(仮)を頂戴することを予定しています。どなたでも参加可能なオープンイベントです。ぜひご参加ください。
シンポジウム概要
日時: 2020年9月30日(水)19:00 – 21:30
会場: ZOOMによるオンライン配信、お申込み後に事務局からアクセス方法をご連絡いたします。
参加費: 無料
申込: 下記申込フォームよりお申し込みください。30日12時でお申し込みは締め切ります。
プログラム 司会:スマートエスイー事務局長 岡崎正一 開場:18:50
19:00-19:05 開会挨拶
須賀晃一(早稲田大学 副総長)
19:05-19:20 AI&IoT時代の社会人教育: enPiT-Proスマートエスイーの成果報告および今後の展望
鷲崎弘宜(早稲田大学理工学術院 教授、スマートエスイー事業責任者)
コロナ発の真の DX 元年を迎えてリードするためには、物理世界からサイバー世界への価値の源泉変化を認識しビジネス価値を捉えるマインド変革と、データ駆動・エビデンスベースに変革を実行し仮説検証するためのAI・IoTを含む最先端情報技術の習得が必要です。その育成に向けた社会人教育プログラム enPiT-Pro スマートエスイー ではフルオンラインにより学びを加速させ、さらにコンソーシアムを通じた石川県での地域展開など、コロナ禍を学びの好機と捉えて発展を進め、数多くの報道をいただいています(日本経済新聞 7月6日、NHK 9月3日ほか)。その成果および2020年度11月開講のコース履修やコンソーシアムの展望をご案内します。
19:20-19:55 招待講演:「DX 時代に組込み/IoT 分野で求められること」
片岡 晃(独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター センター長)
デジタルテクノロジー(IoT・AI・DBなど)を駆使したビジネスの変革は、ビジネスモデルの変化、個人の生活や社会構造にまで影響が及んでいます。組み込み/IoT分野を中心としたデジタルトランスフォーメーションに必要な技術、必要な人材についてご講演いただきます。
講演資料PDF(こちらから閲覧できます)
19:55-20:25 スマートエスイー修了生 修了制作優秀賞受賞者による発表
スマートエスイーではAI・IoT・ビッグデータやビジネスそのほかについて学習したことの総仕上げとして、修了制作を実施しています。具体的には受講者が所属企業から持ち込む実問題または連携企業や団体提供の現実に類する課題や環境を対象に、大学・研究所教員(および連携企業)とのマンツーマン個別指導体制を通じたイノベーション・価値創造のためのシステム&サービス制作および研究を実施するものです。その成果のうちで特に優れた結果を幾つか受講生自らご報告します。
最優秀賞 | レンタルおしぼり回収数量見える化プロジェクト(深層学習を活用した数量測定の実践) | 堺 康行 | ポスター |
優秀賞 | 養殖スマート化に向けたゴール・戦略策定とシステム開発 | 中野 達也 | ポスター |
優秀賞 | 深層学習を活用した3DCADデータの形状認識による金型加工用工具選定の自動化 | 斎藤 洸輔 | ポスター |
優秀賞 | 安価なセンサを使用した工場内作業分析のためのIoTシステム | 金井 宏樹 | ポスター |
20:30-21:30 修了生制作発表
各修了生が IoT や AI その他の最先端 ICT 技術とビジネス応用に関する修了制作の成果を発表します。ぜひご視聴ください。
セッション1 ビジネス
時間 | 発表番号 | 名前 | テーマ | ポスター |
---|---|---|---|---|
20:30 | 1-1 | 松永 洋祐 | 製薬企業向けデータ提供サービス | ポスター |
20:40 | 1-2 | 沼田 真仁 | プロダクトアウト型製品開発におけるイノベーションデザイン手法とデザイン思考の適用 | ポスター |
20:50 | 1-3 | 西村 武剛 | ジョブの進化パターンを用いたイノベーション発想の検討 | ポスター |
21:00 | 1-4 | 秋山 太郎 | 新サービスの検討 | ポスター |
21:10 | 1-5 | 原田 貴弘 | シニア向けSNSにおけるユーザークラスタリングの活用 | ポスター |
セッション2 アプリケーション
時間 | 発表番号 | 名前 | テーマ | ポスター |
---|---|---|---|---|
20:30 | 2-1 | 堺 康行 | レンタルおしぼり回収数量 見える化プロジェクト | ポスター |
20:40 | 2-2 | 松原 彬光 | アーキテクチャ設計におけるADDおよび自然言語処理の適用 | ポスター |
20:50 | 2-3 | 網盛 剛 | リファレンスアーキテクチャを用いたIoTシステム上流工程設計手法の検討と評価 | ポスター |
21:00 | 2-4 | 中込 貴大 | パワーウィンドウシステムアーキテクチャの整合性検討による要求仕様の明確化 | ポスター |
セッション3 アプリケーション・通信物理
時間 | 発表番号 | 名前 | テーマ | ポスター |
---|---|---|---|---|
20:30 | 3-1 | 金井 宏樹 | 安価なセンサを使用した工場内作業分析のためのIoTシステム | ポスター |
20:40 | 3-2 | 野田 隼児 | 住宅の温湿度環境を検出し熱中症の危険度の通知、 かつエアコンOnをリコメンデーションするシステムのプロトタイプ作成 |
ポスター |
20:50 | 3-3 | 中野 達也 | 養殖現場における環境データモニタリングシステムの開発 | ポスター |
21:00 | 3-4 | 武山 文信 | IoTデバイスの同期制御方法の提案と検証 | ポスター |
21:10 | 3-5 | 落合 哲也 | 赤ちゃん体温見守りシステム | ポスター |
セッション4 情報処理A
時間 | 発表番号 | 名前 | テーマ | ポスター |
---|---|---|---|---|
20:30 | 4-1 | 竹村 勝年 | 組合せ製品における異常検知モデルの構築 | ポスター |
20:40 | 4-2 | 菊谷 悠太 | 機器故障を想定したAIシステム運用に関する研究 | ポスター |
20:50 | 4-3 | 斎藤 洸輔 | 深層学習を活用した3DCADデータの形状認識による金型加工用工具選定の自動化 | ポスター |
21:00 | 4-4 | 味曽野 智礼 | ソフトウェア開発効率化のためのパッチ分類システムの構築 | ポスター |
21:10 | 4-5 | 近藤 明宏 | 特許文献検索キーワードアシスト機能にむけた単語分散表現による 類義語辞書作成手法の検討 |
ポスター |
セッション5 情報処理B
時間 | 発表番号 | 名前 | テーマ | ポスター |
---|---|---|---|---|
20:30 | 5-1 | 中村 峻 | 機械学習手法の適用によるスケールアウト設定の最適化 | ポスター |
20:40 | 5-2 | 湯浅 雅人 | ビックデータ分析における処理速度とコストの最適化手法 | ポスター |
20:50 | 5-3 | 高橋 武久 | 動的分散制約最適化によるプロジェクト型組織の要員割当システム | ポスター |
21:00 | 5-4 | 冨手 江介 | 技術者派遣ビジネスにおける供給人材マッチングのモデルの構築 | ポスター |
実施組織
主催
文部科学省社会人教育事業 enPiT-Pro スマートエスイー(代表校:早稲田大学、連携校: 茨城大学、群馬大学、東京学芸大学、東京工業大学、大阪大学、九州大学、北陸先端科学技術大学院大学、奈良先端科学技術大学院大学、工学院大学、東京工科大学、東洋大学、鶴見大学、国立情報学研究所)
共催
早稲田大学 理工学術院総合研究所・最先端ICT基盤 研究所
文部科学省・平成29年度データ関連人材育成プログラム高度データ関連人材育成プログラム(D-DATa)
後援
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)
NPO法人トップエスイー教育センター
情報処理学会ソフトウェア工学研究会
日本ソフトウェア科学会ソフトウェア工学の基礎研究会
日本ソフトウェア科学会機械学習工学研究会
電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所
IEEE Computer Society Tokyo/Japan Joint Chapter
早稲田大学 データ科学総合研究教育センター